パナホームが建てるZEHとは

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パナホーム

パナホーム

画像引用元:パナホーム
公式サイト:http://www.panahome.jp/sumai/zeroeco/

パナホームは、ご存知の通りパナソニックグループのハウスメーカーです。パナソニックが家電の事業を展開している一方、パナホームは住宅メーカーの中心ともいえる位置を確立しています。住まいの快適さや品質だけでなく、家電なども含めた暮らしの専門家として頼れる住宅会社です。
太陽光発電やHEMS、蓄電池など、スマートハウスの提案も積極的に行ってきたパナホーム。2015年からは、ZEH使用の「ゼロエコ」を戸建て住宅全商品に展開しています。

パナホームのZEHこだわり

高い断熱性能と地熱の効果で省エネに貢献
パナホームがつくる家は、天井や外壁だけでなく、基礎の内側にも高性能の断熱材を使った「家まるごと断熱」を採用しています。床下と居住空間を遮断してしまうのではなく、基礎の内側を断熱することで地熱を直接取り入れることが可能。それによって、季節問わず、温度変化が少ない"地熱"を有効活用することができます。
さらに床下の空気をオリジナルの換気システムで取り込むことで、一般的な換気システムと比較しても、冷暖房の負荷の軽減が可能です。
エネルギー情報の見える化で節電意識アップ
パナホームが提供する「スマートHEMS」は、発電量・使用電力量の見える化や、電気のムダをお知らせする省エネ支援サービスが充実しています。スマートフォンを活用するため、外出先からでも簡単に確認ができ、節電への意識も高まります。
また、このスマートHEMSが、電子の使用量や使用時間を測って、対応機器を自動で省エネモードに切り替え。エネルギーを有効活用して節電することができます。また、エアコンの消し忘れや子供の帰宅情報などをスマートフォンに配信してくれるサービスも。外にいながら、住まいの様子がわかります。
パナホームのZEH普及目標は?
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
26% 42% 68% 70% 80%

出典:(PDF)パナホーム株式会社『ZEH普及率目標 』[PDF]

パナホームのZEH普及目標はかなり高い数値で設定されており、2020年までに50%の目標とされているところ、最初の2年間で50%近くを達成する予定。また、2020年には、なんと80%という目標を立てており、ZEH導入住宅に対する意気込みが見えてきます。

電力状況、生活スタイルにあわせた2つのモード
毎日使う電気を安定して作り出すことができる「太陽光+蓄電システム」。少ない設置面積でもしっかり発電量を確保できます。太陽光発電システムから直接蓄電池に充電するため、一般的な蓄電システムとしても変換ロスが少なく、発電した電気を有効的に使用することができます。
電気の自給自足を目指す「環境優先モード」や、太陽光発電と夜間電力を使い分けて節約する「経済優先モード」、2つのモードを電力の状況や生活スタイルに応じて切り替えることができます。

パナホームが定めるZEH普及目標(受注する住宅のうちZEH(Nearly ZEH含む)が占める割合)は以下の通りです。2016年度26%、2017年度17%、2018年度22%、2019年度35%、2020年度50%。2016年度の実績は17%です。2016年度の目標は下回っていますが、2017年度の目標に当てはめると達成していることになります。母数との兼ね合いも考えると、十分な実績があると考えてよいでしょう。これからZEHを建てたい方にとって、有力な候補になるハウスメーカーといえそうです。

グループの技術力をフル活用した「ゼロエコ」

パナホームのZEH対応商品「ゼロエコ」は、高効率の太陽光発電×蓄電池システム、HEMS、「家まるごと断熱」などを搭載。エネルギーの「創る・溜める・使う」のすべてにおいて無駄がない、新時代のスマートハウスを目指しています。

「ゼロエコ」最大の特徴は、パナソニックグループで開発されたスマートHEMSや、エコナビ搭載換気などが付随している点。これは家電メーカーであるパナソニックグループを母体とするパナホームならではの強みであり、彼らの技術を集結させた「ゼロエコ」はパナソニックグループ総力の集大成と言っても過言ではありません。大手家電メーカーで住宅事業を行っているグループはパナソニックグループ以外になく、まさに彼らの独擅場となっています。

スマートHEMSで家中のエネルギーを制御

パナソニックのスマートHEMSは、部屋ごとの室温・湿度や電気使用量、太陽光発電の稼働状況などをすべてリアルタイムで見える化します。それだけに留まらず、特にエネルギー使用量が大きくなるエアコンやIHクッキングヒーターには自動で省エネ制御を実施。エアコン使用時の室温の変化によって目標温度を自動で変更したり、家中の電力消費が増えるとIHクッキングヒーターの火力を自動で下げたりといった賢いエネルギーマネジメントを行います。ほかにもエアコン・照明・電動シャッターなどを外出先からスマートフォンで遠隔操作できるなど、多彩な機能が魅力です。

地熱を活用する独自の換気システム

パナホームの換気システムでは、外気を直接取り込む他社の換気システムと異なり、床下空間から空気を取り込む設計になっています。これは、外気に比べて床下空間は地熱効果のおかげで冬は暖かく、夏は涼しく保たれているため。室温との温度差が激しい外気から空気を取り込むよりも、ずっとエネルギー効率に優れているのです。1年間に必要とする換気電力費と冷暖房費のシミュレーションでは、一般的な第三種換気システムに比べてパナホームの換気システムは年間11,500円を削減できるとのデータも出ています。

パナホームのZEH住宅最新情報

ZEH住宅の家作りでは、一定の要件を満たすことでZEH補助金が受給できるというメリットがあります。しかし、この補助金は平成28年度の時点では125万円だったのが、29年度には75万円にまで減額されました。補助金を期待しつつZEHを検討している施主には残念なことですが、これは全体的な流れであり、パナホームに限ったことではありません。

そもそもZEH補助金は、ZEHの普及のために作られた制度です。ZEHが世の中に普及していくにつれて補助金が減らされていくのはごく自然な流れなので、今後も徐々に減額されていくことが予想されます。これから先、ZEHを建てるならば1年でも早いほうが良いと言えるかもしれません。

大手メーカーなら補助金受給しやすいメリットも

補助金が減額傾向にあるからといって、受給を諦めてしまうのは早計です。補助金制度が続いている限り、しっかりとZEHの要求品質や性能を満たしてさえいれば補助金を受け取ることはできます。加えて、補助金を受け取るにはやはりメーカー側の経験と知見が必要不可欠。パナホームであれば中小ハウスメーカーに比べてZEHの設計経験も豊富なので、比較的スムーズに審査に挑めることでしょう。

空気の質を極めた「カサート・プレミアム」とは?

2017年4月、パナホームは快適空調システム「エアロハス」を搭載した最主力商品「カサート・プレミアム」をリリースしました。「カサート・プレミアム」は、新時代のプレミアム住宅の新たな課題として「空気の質」を掲げ、空調という側面から極上の住み心地を創り出すことを追求したシリーズ。今までとはひと味違う上質な暮らしを求める40~50代ユーザーの感性に、心地良く訴えかけるような格調高いブランド展開を行っています。

新空調「エアロハス」

全館空調エアロハスは、エアコンと換気システムの組み合わせによって、部屋間の温度差を小さく抑えることを主眼に置いた空調システムです。全館空調は多くの他メーカーでも取り入れられていますが、部屋ごとの温度・風量を細かく分けて設定できるのはエアロハスの大きな強み。屋外からではなく床下から外気を取り入れるので、冬は地熱によって暖かく、夏はひんやりと冷たい空気を室内に迎え入れるため空調コストを抑制できます。

さらにエアコンはHEMSと連動して室温の変化を機敏に察知し、自動で「セーブ運転」に切り替わるなど、エネルギーの無駄遣い防止への工夫にも抜かりありません。このようにさまざまな工夫がこらされた結果、エアロハスを使用した家の電気代は、パナホームの一般的な全館空調システムの家に比べてなんと56%も小さく抑えることが可能です。

「エアロハス」で家族の健康を守る

エアロハスでは、床下から取り入れた空気を一度除湿してから室内へと供給しています。これによって、除湿を行わずに外気を室内に取り込む一般的な全館空調システムに比べて、カビの発生率を下げることができるのです。また供給するすべての空気は、粒径0.3μmの微細粒子を99.97%もの高確率で除去できるHEPAフィルターを通過するため、pm2.5や花粉などのアレルギーリスクを軽減。HEPAフィルターによるエアロハスの空気浄化力は、パナソニック製の空気清浄機に比べてなんと約1.5倍をマークしています。

部屋間温度差を軽減してヒートショックを防ぐだけでなく、空気を適切に清浄化してアレルギーやカビの発生を抑えるエアロハス。その住み心地は、家族の健康を第一に考えるならぜひとも味わってみて欲しい心地良さです。

高級住宅としての洗練されたたたずまい

「カサート・プレミアム」の魅力は機能面だけではありません。高級住宅としての十分な美的価値を備えた住宅というコンセプトのもとにデザインされた同シリーズ。室内では無駄なものを大胆にカットし、ラグジュアリーでゆったりとした心地良い空間を創造しました。エクステリアには重厚な外壁や見事な軒先を配し、プレミアム邸宅としての格調高い麗しさを醸し出しています。

参考プランの坪単価は98万円~と高級住宅の部類に入りますが、街の景観をもワンランク上げるかのようなその堂々たるたたずまいは、目の肥えたエグゼクティブ世代でも十分に満足できるデザインと言えるでしょう。本物志向、ラグジュアリー志向の方にぜひ検討いただきたい商品です。

パナホームの口コミ評判

  • 発電量のチェックが楽しい
    太陽光発電だけだと昼間は発電できますが、日が暮れてからは電気を買うことになります。しかし蓄電池は深夜に電気を蓄えて使うことができるのが魅力的です。電気代を気にせずに使用しても、光熱費は前の家の半分くらいになりました。最初は悩みましたが、家計もすごく助かっています。
  • スマートHEMSを採用して大正解
    見える化することで光熱費を抑えることができると聞き、スマートHEMSを採用しました。太陽光発電で昼間に使う電気をまかなっており、以前の家よりも電気の使用量は増えているのに、電気代は明らかに安くなりました。節電が楽しく夫婦の会話も増えました。
  • モデルハウスを見て決めました
    太陽光発電のイメージがあまり湧いていなかったですが、建売のモデルハウスを見て決めました。予算的にもクリアしていたし、本当にこんなかっこいい家が建てられるのかと、何度も営業さんに確認してしまいました。本当に良いものなのかどうか不安もありましたが、有効に活用できているので満足です。
  • とても便利です
    スマートHEMSでコントローラとして使用するプライベート・ビエラは、発電量のチェックはもちろん、ドアホンの応答やシャッターの開閉も手軽にできるので便利です。また、食卓からはテレビが見えない位置にあるので、ダイニングテーブルの上に置いてテレビを楽しむことも。くらしの楽しみ方が増えたなと感じています。
  • 無事に交付を受けることができて一安心
    パナホームでZEH導入の住宅を建てました。建てた物件のエネルギー消費削減率は少々少なめだったのですが、申請した時のボーダーラインには届いていたようで、無事に交付を受けることができて一安心。ZEH以外にも、自分のこだわりを詰め込んだ家を建てることを目標にしていたので、ひとつずつ実現していって嬉しいです。
  • 無事に想像以上の補助金を受け取ることができそう
    我が家は平成28年の一期に採択されたZEH住宅です。削減率が約32%だったので、補助金を自分で計算してみたところ、蓄電池の分を入れても150万円かと思っていたのですが、実際の補助金は153万円でした。通知が来るまでは正直心配でしたが、無事に想像以上の補助金を受け取ることができそうでほっとしました。
  • 予想以上の売電量に驚いています
    家を建てているときは、太陽光発電で利益が出ればいいな、と思っていたのですが、予想以上の売電量に驚いています。確定申告で、課税対象になってしまいそうなほどの金額で、非課税の中で収まってくれれば…と思うほど。ですが、正直、初期の導入費用がかなり高かったので、たくさん発電してくれるのはありがたいことです。
  • 光熱費がかからないので、住宅ローンの負担もかなり軽くなりました
    2年前にZEHの住宅を立てました。確かに補助金もありがたかったですが、やはりZEHのメリットは光熱費がかからないことだと思います。光熱費がかからないので、住宅ローンの負担もかなり軽くなりました。太陽光発電と蓄電池をつけてもらったのですが、災害などで停電した場合でも電気を使うことができるのでかなり便利です。

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