ZEHと創エネ

ZEHに欠かせない!ZEHを創エネから考える

ZEHの創エネとは

ZEHでは、消費したエネルギー分をまかなうための「創エネ」が不可欠です。

「創エネ」とは、エネルギーを使う量を減らすというだけの「省エネ」より1段階上、さらにエネルギーを作り出そうという考え方です。省エネよりもさらに地球に優しく、家計の助けになる行為と言えますね。

最近は各企業、各家庭で、この創エネ化に取り組もうという動きが見られています。

一般家庭でできる創エネとしては太陽光発電がメインです。施工方法も基本的には太陽電池モジュールを屋根に設置するだけという簡単なものですので、すでにある住宅にリフォームして取り付けることも可能です。

最近では太陽電池モジュールの小型化や軽量化も進み、どんな住宅にも対応しやすくなってきています。

太陽光発電は太陽の光さえあればいつでも発電、蓄電をすることができます。家庭でそのまま使うだけでなく、余った電力があれば電力会社に売ることができることも魅力のひとつ。

停電などの災害時にも日光さえあれば発電が可能なので電気を利用できるようになります。緊急時でも電気が使えるということは、大きな安心材料ですね。

また、太陽光発電とともに創エネとして人気があるのがエネファームやエコウィルといった発電システムです。

エネファームはガスを利用した発電です。電力を作るとともにお湯を作るので、お風呂や炊事の際に活用することで、エネルギーを作り出しながらも電力消費を抑えるという一石二鳥の発電方法です。

エネファームはガスから水素を取り出してその反応で電気を作り出すという仕組み。化学エネルギーから電気エネルギーへと変換させるだけですので電力を生み出す際に無駄がなく地球環境に優しい発電方法です。こちらもお湯を作り出すことができます。

エコウィルやエネファームはお湯や床暖房などを使う機会の多い家庭が利用するとより創エネの役に立つと言われています。

  • 太陽光発電

    太陽光発電

    創エネのスタンダードは太陽光発電

    太陽光発電は、創エネを考える上で避けては通れない存在です。まずZEHのおさらいをすると、太陽光発電システムなどを導入することによって、消費するエネルギーをまかなってしまおうという取り組み。高断熱・高気密の家をつくることによって、消費するエネルギーを大幅に抑え、さらに創りだしたエネルギーがそれを上回ることを目指しています。

    しかし太陽光発電を設置するには知っておきたいことがいくつかあります。利益を得るために必要な容量や、太陽光パネルの種類とその選び方など。詳しく解説していますのでまずはこちらのページを読んでみてください。

  • 売電について

    売電について

    作った電気を売るには

    太陽光発電などの再生可能エネルギーで作られた電力は、固定価格買取制度によって決められた単価と期間で買い取ってもらうことができます。

    平成29年度、定められている単価と期間は以下の通り。

    ・10kW未満の発電設備…28円または30円の余剰売電は10年(単価は契約している電力会社、プランによって変動)
    ・10kW以上の設備…21円の全量売電は20年
    平成28年度と比較すると、単価は3円ずつ下がっています。しかし太陽光発電を導入する費用も安くなっているため、結果的にはそんなに変わらないと考えられるでしょう。

    こちらのページでは、売電することの詳しいメリットや必要な条件などを詳しく解説しています。

  • 蓄電池

    蓄電池

    家庭用蓄電池の今を知る

    蓄電池は、その名の通り電気を蓄える機能を持った電源のこと。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、ZEHを建てる上で、また太陽光発電を導入する上では、必ず知っておきたいものの1つです。

    家庭用蓄電池は、私たちの生活のあらゆる場面で利用されています。例えば自動車に使われているバッテリー。ノートパソコンやスマートフォンなどのバッテリーも蓄電池です。家庭用の蓄電池の市場はさらに拡大しており、今後さらに加速していくのではないかと考えられています。

    蓄電には、定電圧充電・定電流充電・定電流低電圧充電など、いろいろな方法があり、どの仕組みを使っているかは機器によって異なります。バッテリーで考えてみると、ノートパソコン・スマートフォン・デジタルカメラのバッテリーがそれぞれ違うのはそのためです。

    現在主流となっている家庭用の太陽光パネルは蓄電池がついておらず、電力を蓄えておくことができません。

    しかし蓄電池があることで、さまざまなメリットがあるということをご存知でしょうか。こちらのページでは、そのメリットを詳しく解説し、さらに問題点も挙げてみました。

創エネと省エネの違いを解説

創エネについて詳しくご紹介いたしました。さて、そんな創エネですが、省エネとは一体どのような点が違っているのでしょうか。双方の特徴や違いをよく理解して、さらに地球環境の改善に取り組んでいきましょう。

限りある資源を大切に使うのが省エネ

省エネとは、有限である資源を大切に使うことを前提に考えられています。

石油、天然ガスなどの資源はどんどん減少しています。このままのペースで使い続ければやがて今まで通りの生活はできなくなってしまうでしょう。

そうならないために、エネルギーを無駄に消費せず節約できる省エネが大切なのです。

節電効果の高いLEDライトを使用したり、高い断熱効果のある断熱材を利用した住宅に住んで冷暖房費を節約したり。より少ない電力やエネルギーのみで、より快適な暮らしを目指すことを省エネと呼びます。

省エネは一般家庭や各業者の中でもかなり浸透してきており、省エネ製品も多く開発されています。最近ではトイレや温水洗浄便座など、水回りで役立つ省エネ機器が人気となっています。

さらにエネルギーを生み出すのが創エネ

省エネはエネルギーの使用量を控えるためにできる工夫のことを言いますが、創エネは新たにエネルギーを生み出す、という考え方です。エネルギーを生み出す装置を取り付けることで実行可能となります。

太陽光発電装置を取り入れている家庭は徐々に増えてきており、現在では141万戸が設置しています。日本では2030年までに1400万戸への太陽光発電装置の導入を検討しており、そのために太陽光発電装置の取り付けで補助金を受け取れるようになっています。

省エネをしながらも創エネし、どちらも上手に取り入れていくことでより地球に優しく、家計にも優しい生活を送ることができますよ。

さらに蓄エネも取り入れることでよりエコに!

省エネ、創エネの次に考えたいのが蓄エネです。蓄エネとは、創エネによって作り出したエネルギーを貯めて、災害時や深夜など好きなタイミングにその電力を使用するという考え方。

高いお金で電力を買う、という機会がより減ることになりますね。

太陽光発電で生み出したエネルギーを蓄電池に貯めておく、家庭用コンセントから蓄電池に充電する、といった方法があります。

ただ、まだ蓄エネに対する考え方は浸透しておらず、蓄電するための機器が少ない、そもそもの金額が高いというデメリットがあります。徐々に小型化や低料金化が進んではいるものの、まだまだこれからの進化に期待したい考え方と言えるでしょう。

省エネ、創エネ、蓄エネを上手に取り入れることが大切

省エネ、創エネ、蓄エネはそれぞれ地球環境に優しく家計を助けるといった根本の考え方は同じですが、その取り組み方は大きく違っています。

断熱材やLED照明などの使用によってエネルギーの使用量を抑える省エネ、太陽光発電や給湯器の使用によってさらに電力を生み出すことができる創エネ、さらにそのエネルギーや電力を貯めておける蓄エネ。

これらの違いを理解して、上手に組み合わせることでよりエコな生活を送ることが可能です。住宅を建てる際やリフォームをする際は、自分のライフスタイルや家族構成、それぞれのメリット、デメリットをよく理解してから検討、導入すると良いでしょう。