ZEH住宅の電気代は?

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ZEHの魅力。光熱費がプラスになる仕組み

電気

2021年9月から、電力会社各社で電気料金が値上がりし続けています。家計への影響も大きく節約したいところですが、夏の暑さも年々厳しくなり、エアコンをつけないと命にかかわることも。また現代社会では、普段当たり前にしていることのほとんどに電気を使用しています。最近は、スマホは1人1台、一家に1台は必ずパソコンがあるというような時代になり、昔と比べても電気は私たちの生活の中で欠かせないものとなっています。
何気なく使っている電気ですが、無理せずに節約することができたら嬉しいもの。ZEHにするとなぜ電気代が節約できるのか、詳しく見て行きましょう。

一般住宅とZEH住宅の電気代相場

北海道では年間60万円近い差になることも

電気料金 売電収入
一般住宅 70万円/年 -
ZEH住宅 17万4,021/年 6万1,048万円/年

ZEH住宅を建設しているハウジングホームでの札幌地区の光熱費の調査の結果、ZEH住宅の年間の電気代は約11万円。対して、一般的な北海道の年間の電気代はオール電化(北海道電力)の場合で74万円。北海道は冬の寒さが特に厳しい地域なので、これだけ大きな差が出ていますが、そうでなくとも大きな節電効果が期待できることがはわかります。
※参照元:Hikaria (https://housingcafe.jp/hikaria/)
※参照元:北海道ガス株式会社HP(https://motto.hokkaido-gas.co.jp/switch/)

ZEHでお得な理由

ランニングコストを抑えることが可能

ZEHのメリットとして、家の気密性・断熱性が高いということが挙げられます。暑い夏も寒い冬も外気温に関係なく快適な室内環境が整うため、ZEHは一般の住宅と比べて、エアコンの設置台数を減らすことが可能です。また、エアコンをつけた場合でも、気密性が高いため適正な温度設定で使用でき、エアコンの稼働を最小限に抑えられます。高額な床暖房などの設置も必要最低限で、快適な暮しを実現。結果として、電気代を抑えられます。
また、オール電化の住宅であればそもそもガスの基本料金の支払いが必要ありません。太陽光パネルや蓄電器の購入に加えて高性能の断熱サッシなど、初期の設備投資が高額ではあるものの、長い目で見ると採算がとれるでしょう。昨今、電気の原料である石炭や、液化天然ガス(LNG)など輸入価格が高騰していることや、世界情勢の影響などもあり、電気料金の高騰が続いています。メディアでニュースになることも多いですが、今後も更なる電気料金の高騰が続く可能性は高め。自分で電気をつくることができるZEH住宅は、ますます注目を集めていくことでしょう。
参照元:電化上手│電気料金プラン│東京電力エナジーパートナー (tepco.co.jp)

まとめ
快適に暮らしながら節約できる

電気代を一生懸命節約しなくても良いというところがZEH住宅の魅力です。もちろん節約は大切ですが、暑さ寒さを我慢したり、極力電気を我慢して暗い中で生活したりすると、それが節約につながったとしても、気が付かないうちにストレスになってしまいます。強く意識しなくても、自然と電気代が減るのがZEHの大きな魅力でしょう。

ZEH住宅を検討している人は、住みたいエリア別のおすすめ業者もチェックしてみてください。

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