そもそも水道代とは
上水道(基本料金+従量料金)と下水料金
使用量によって請求額が変わるのが従量料金と下水料金。従量料金は、簡単に言うと蛇口から出てくる水で、これがイコール上水道ということになります。下水料金は、汚水や雨水を地下水路などで集めて水処理を行うため、別で料金が請求されます。この2つは基本料金と違い、使えば使うほど高くなるというものです。
「上水道(基本料金+従量料金)」と「下水料金」をあわせたものが、2ヶ月に1度の水道料金として請求されます。

一般的な水道代を調べてみた
一般的な使用量をもとに、1人暮らし・2人暮らし・4人暮らしの電気代の相場を調べてみました。
1人暮らしの場合
1ヶ月:1,938円
2ヶ月:3,876円
2人暮らしの場合
1ヶ月:3,816円
2ヶ月:7,632円
4人暮らしの場合
1ヶ月:6,463円
2ヶ月:12,926円
水道料金は2ヶ月分まとめて請求がくるため、1ヶ月あたりの金額はガス代や電気代に比べると安いと思ってしまいがちですが、それでも4人家族となると年間70,000円~80,000円ほどになってしまいます。
歯磨きの時に水を出しっぱなしにしないなど、少しの工夫が節約につながりますので、少し意識してみると良いかもしれません。

ZEHでお得になる水道代のしくみ
ZEH基準には含まれていない水道代だけど…
水道代に関しては、電気代やガス代と違いZEHにしたからといって、自然と安くなるわけではありません。しかしZEHにしたら、電気代・ガス代と同じように、水道料金も下がったという方が多くいます。それはなぜなのでしょうか。
ZEH仕様にすると、HEMSを使って1日の電気の使用量や太陽光発電の発電量を確認することができます。それによって、節約の意識が高まり水道の使い方も意識するようになるということが、水道料金が下がる理由の1つです。
また、ZEH仕様にすることで、家の断熱性・気密性が高まります。夏は涼しさを保つことができるため、1日に何度もシャワーを浴びる必要がありません。
このように、ZEHと水道料金には直接的な理由があるわけではないのですが、ちょっと意識するだけで水道代は劇的に変わります。
