ZEH 4つのメリット

ゼロエネ住宅とは?
ZEHにすると
何がいいのか

助成金まで用意して国が普及を後押ししているZEH(ゼロエネ住宅)。
ゼロエネという名の通り、見かけ上の消費エネルギーをゼロにできるというのがその大きな特徴ですが、建築に掛かるコストはそのぶん割高となります。果たして、コストに見合ったメリットが得られるのでしょうか。ここでは、ZEHを建築することで得られるメリットを4つにまとめ、それぞれ詳しく解説してみました。ZEHについて検討している方は、ぜひ参考に目を通してみてください。

メリット1:光熱費がゼロになる

ZEHの大きなメリットは、見かけ上の光熱費がゼロになるという点です。ZEHと認められるためには、通常の状態から20%以上の省エネ+80%以上の創エネ(自家発電等)という機能を住宅が持っていなければなりません。

自家発電の成果によっては足が出る可能性もありますが、基本的には、月々の電気代はゼロとなります。また、もし余剰に発電できれば、その分は丸ごと収入となります。

ZEH対応とするためには、一般住宅に比べて300~500万円ほど高い初期費用が必要となりますが、一般家庭電気代は年間およそ30万円前後です。10年、20年と住むことを考えると、早ければ10年前後でゼロエネ化に掛けた費用を回収できることとなります。 長い目で見れば、それなりに割のいい投資と言えるでしょう。

メリット2:環境にやさしい

石油や石炭といった化石燃料は、エネルギーを得る際に二酸化炭素が発生してしまいます。

よく知られているとおり、二酸化炭素は地球温暖化の大きな要因になる温室効果ガスです。全世界的に、可能な限り排出を削減することが望まれています。

その点、ZEHに設置される発電設備は、太陽光発電システムや家庭用燃料電池といったクリーンなエネルギー源です。

電気代を節約できるのはもちろんですが、環境にやさしいという点も、ZEHの見逃せないメリットの1つと言えます。

メリット3:資産価値が高い

現在、世界的にクリーンエネルギーを普及させる動きが加速しています。日本も例外ではなく、省エネや創エネにかんする設備の導入に対して助成金制度や税制優遇措置を設けるなど、さまざまな取り組みを行っています

そのうちの1つに、2016年にスタートしたBELS(建築物省エネルギー性能表示)というものがあります。

これは、住宅の省エネ性能を示す5段階の認証のこと。現在、ZEHはBELSの最高ランクと分類されており、物件価値を判断する上でもプラスにはたらくことが見込まれています。

ZEH自体がまだ大きく普及していないため、現段階でどのくらい付加価値が付くのかはわかりませんが、一般住宅より高い資産価値が付くことは、ほぼ確実でしょう。

メリット4:補助金がもらえる可能性がある

ZEHには補助金制度があります。

具体的な金額はその年度の予算によって違いますが、申請が通ればそれなりの金額を交付してもらうことができます。

だた、この制度はZEHの普及を後押しするために設けられたもの。いつまで続くかは不透明です。また、ZEHの注目度は年々高まっており、申請者も増えているため、審査は厳しくなっています。ZEHを建てたからといって、必ずしも交付してもらえるというのものではありません。

あくまでもオプションというイメージですが、補助金をもらえる可能性がある、というのも、ZEHを建てるメリットの1つと言えます。

まとめ
設計面に制限はあるがメリットの方が圧倒的に大きい

「光熱費がゼロになる(+売電収入も入る)」、「環境にやさしい」、「資産価値が高い」、「補助金をもらえる可能性がある」というのが、ZEHの主なメリットです。

一方のデメリットについてですが、初期費用が高いということと、省エネ・創エネ設備を導入するために、ある程度デザインや間取りの自由度が制限されるということが挙げられます。

とはいえ、ZEHの基準は年々変わっており、また業者側の企業努力もあって、ZEHでは実現しづらいとされていたデザインや間取りにも対応できるようになってきています。

どこまで請け負ってもらえるかはメーカーや工務店によりますので、気になっている業者があるなら1度相談されてみてはいかがでしょうか。

ZEHを建てるなら3つのポイント