ZEHと給湯器

ZEHを省エネから考える

給湯器

日本では特に住宅分野でのCO2排出量が、1990年代と比較すると26.9%増と、見過せない問題になっています。エネルギー消費の割合として冷暖房に次いで多い給湯設備の多くがガスの燃焼によるものだということも、無関係ではないでしょう。
「ZEH」では建物をトータルで省エネするために、お湯を沸かすためだけにエネルギーを使わない排熱利用の給湯システムの開発も進んでいます。
給湯器には、排熱ロスを減らすことで効率的に省エネできるという特徴があります。そのため最近の省エネ給湯システムの多くが排熱を二次利用して、温水を効率的に作る仕組みを採用しています。
省エネの仕組みや機種によって効果に違いはありますが、従来のガス給湯器と比較すると平均で15%程度の省エネ効果が得られるようです。

高効率給湯器とは

効率よくお湯を沸かす省エネ性能が高い給湯器

従来の製品に比べて、エネルギー消費率がアップした高効率給湯器。一般的な瞬間型ガス給湯器と比較すると設備費は高いですが、エネルギー効率に優れているためガスの使用量を圧倒的に減らすことができます。それによって二酸化炭素排出量を削減でき、ガス費用も抑えられるというメリットがあります。

高効率給湯器の仕組みは、排熱を効率よく使って水を温めるというもの。またお湯の量も調節できるので、無駄なエネルギーを使うことなく、節約につながります。
また、地域によっては、高効率給湯器を設置すると補助金が出る場合もあります。

給湯器の種類

電気?ガス?どれがいいの給湯器

給湯器にはいくつか種類があります。よく知られているのは、電気・ガスを使った2種類の給湯器。しかし給湯器の違いは他にもあります。

給湯器には、燃料の違いの他にお湯を沸かすシステムの違いがあります。その種類は貯湯式と瞬間式。名前を見たらわかるとおり、お湯を沸かして貯めておく方法と使う時に沸かす方法です。

また、サイズも違います。1番小さいのは、キッチンにつけるガス瞬間湯沸かし器。大きいものになると、給湯はもちろん床暖房までできるものもあります。

燃料・お湯を沸かすシステム・サイズと色々な種類がありますが、家族やライフスタイルに合わせて使うことが大切です。合わないものを使ってしまうと、余計な光熱費がかかってしまうこともあります。

また高効率給湯器には、空気の熱を利用したエコキュートの他にも種類があります。それぞれの特徴や違いはこちらのページで説明していますのでぜひチェックしてみてください。

給湯器の選び方

ライフスタイルを第一に!

給湯器を選ぶ際、まずメーカーによっては性能の差はほとんどないと言って良いでしょう。1番大切なのは家族の人数や生活スタイルにあわせて選ぶことです。

性能自体に差はないとすると、給湯器をどんな風に使用するかが重要となってきます。キッチンやシャワーの給湯ができれば良いのか、自動お湯はり機能や追い炊き機能をつけたいのか、暖房機能もつけたいのか、など希望によって選ぶ給湯器は変わってくるでしょう。どんな機能が欲しいのかを事前に明確にしておくと良いです。

まとめ
高効率給湯器は今後も普及が見込まれている

ZEHの普及が広まるに従って、高効率給湯器にも注目が集まっています。オール電化で代表的なエコキュートは、2009年10月に200万台だった累計出荷台数が、2年後の2011年8月には累計出荷台数300万代を突破。約2年間で100万台売上台数を伸ばすほど、市場が拡大しています。

メーカー各社も省エネ性能を高め、使い勝手の良い製品を製造し、市場の活性化を図っているため、これからまたどんどん市場が拡大されていくことが予想されます。

自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切ですが、迷った場合は施工会社に問い合わせてみると良いでしょう。