これから家を建てるなら、お得なゼロエネ住宅

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太陽熱・地中熱利用システム

最近では、ゼロエネ住宅に対して、ますます関心が高くなっているようです。ここでは、太陽熱や地中熱をエネルギーとして利用するシステムについて解説しています。

クリーンな自然熱利用したゼロエネルギー住宅

ゼロエネルギー住宅では太陽熱発電システムが必須仕様として定められています。自治体が率先して補助金を設定したこともあって、各メーカーによる太陽光発電システムの開発も日々進められています。

しかし、太陽光発電システムで電気を作り出すことが間接的に省エネにつながるとは言っても、それだけでは積極的に自然エネルギーを利用しているとは言えない部分があることも事実です。そこで最近では、太陽熱や地中熱といった、自然の熱エネルギーを利用した省エネシステムに注目が集まっています。

太陽光発電では、エネルギーの変換効率(太陽光を電機に変換する効率)が15%と少なめなのに対して、太陽熱を利用した温水システムでは変換効率が50%と高く、導入にも30万円程度(太陽光発電システムでは200万円程度)と比較的少ない投資で済むことも注目される理由としてあげることができます。

また、太陽熱を間接的に利用する方法として、地下の冷熱を利用する「地中熱利用システム」の開発も進められていますが、これらの自然熱利用システムは国からの補助金など政策支援が整っていないため、普及しきれていないのが現状です。

太陽熱利用システム

太陽熱を利用した温水システムは1980年代にブームを迎えたものの、設置後の維持管理などメーカー側の体制が整っていなかったこともあって、導入する住宅数も減少してきました。太陽熱温水器を開発、販売していた企業に中小業者が多かったことも導入が進まなかった理由としてあげられるかも知れません。

しかし、最近になって住宅の高機能化が進められたことで、太陽熱による温水を給湯だけでなく床暖房などにも利用したり、ガス機器と連動させて省エネ効果を高める試みも行われるようになってきました。

これに伴って屋根に設置する太陽熱パネル(ソーラーシステム集熱パネル)のデザイン性も向上して、高級住宅との調和も取れるように改良されるなど実用性が高まったことで利用者も増え始めています。

東京ガスなど大手もソーラーシステムと給湯器「エコジョーズ」を連動させたハイブリッドシステムを開発、販売しています。また水などの液体ではなく、空気を暖めて熱を利用するOMソーラーなど新しいシステムの開発も進められています。

地中熱利用システム

地下100m前後の地中の冷熱を利用するシステムです。

鍾乳洞など地下深くに入ると夏場は涼しく、冬場は暖かく感じます。これは地中の温度が四季を通して15℃前後と安定しているためで、この熱を冷暖房に利用することで消費する電力を削減できるメリットがあります。

 
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